ピアノプレイヤーとして働きたい方へ

りらえもん
りらえもん

めちゃお久しぶりに更新~

以前アメブロで書いていた記事をこちらに移植する作業を久々に再開します。

ピアノプレイヤーというお仕事

『ピアノプレイヤー』ってなんやねん?

これは特に定義があるわけでもなく、私の中での使い分けなのですが、、、

『ピアニスト』という言葉は一般的には全国各地のコンサートホールで演奏ツアーをしたり、メジャレーベルからCDをリリースしている人、のようなイメージがあるかと。

ほんの一握りのスーパースターみたいな。

芸能人みたいな。

単純な意味合いで言えば、ピアノを弾く人=ピアニストなんですけどね(笑)

で、職業は何ですか?と聞かれた時に私がよく使うのが 

『ピアノ講師』(音楽業界の方以外にはこれが無難)

『音楽演奏』(異業種交流会などで自分のスキルを売り込みたい時はこれ)

『ミュージシャン』も使いますが、これはピアノ以外のニュアンスが強く伝わるかな~。

まぁ、普段『プレイヤー』という言葉で職業を説明することはあまりないのですが、『ピアノプレイヤー』と『ピアニスト』は全く違う職種で、違うスキルが必要だと私は思っています。

『ピアニスト』は、自分を音楽で表現する人。自分なりの感性と理論で演奏を磨いて、聴いてもらう。

『プレイヤー』は、音楽演奏をお客様のニーズに合わせて提供する人。

違いが伝わりますか?

(プロフェッショナルとしての)ピアノプレイヤーに必要なスキル

『プレイヤー』は、自分が好きなように演奏するのではなく、TPOに合わせて、求められる雰囲気を作ります。

「自分の音楽」「個性」「自己表現」はいらない、とまでは言いませんが、そこは求められてない。

お仕事の現場をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。

☆レストランのBGM

☆結婚式のBGM

☆ご葬儀の迎賓・献花BGM

☆パーティの余興

このような場では、主役は音楽ではないのです。

そして、同じBGMであっても、求められる雰囲気は違う。

したがって、選曲も違うし、同じ曲であってもアレンジは違う。

もっといえば、同じ譜面、同じアレンジで弾いたとしても弾き方は全然違う。

そのように、様々な状況への対応力が必要なのです。

具体的にどう違うの?

レストランでお食事や会話を楽しむときに、超絶技巧のショパンエチュードを聴きたいでしょうか?

結婚式で、辛気臭い哀歌を聴きたいでしょうか?

それくらいのことはもちろん想像がつくと思いますが、デキるプレイヤーはもっと場の空気を読んでいます。

『今日の客層は?』

ご年配の方が多ければ懐かしめの映画音楽なども弾いてみる。

ファミリーが多ければディズニーやジブリなども入れるけれど、アレンジはカップルやご年配の方でも楽しめるように少しおしゃれに。

『今日の雰囲気は?』

客層だけでなく、少しおしゃべりのトーンもにぎやかに楽しい雰囲気の日、しっとり落ち着いた感じの日、同じ現場でも日によって雰囲気が違います。

楽しい雰囲気に合う、軽めの曲調。

しっとり落ち着いた雰囲気の曲調。

…というように、その日の様子で判断して即座に違う雰囲気で演奏します。

ということは…

違うバージョンの譜面を何パターンも用意するの?

と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そんなことしてたら荷物が大変(・_・;)

同じ譜面を見ていても、弾き方を変えればよいのです。

即興アレンジ?難しそう…無理!

りらえもん
りらえもん

大丈夫大丈夫~!そんなに複雑なことをしなくても、

簡単に雰囲気を変える小技をいくつか知っていれば

いろんな曲に応用できます!

次回の記事では、いろんな小技、小ネタをお伝えしますね!

(と、自分で自分のお尻を叩いておきます(;^ω^))

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


error: Content is protected !!