前回の記事で、コードの基本とルートについてお話しました。
まだお読みでない方はこちらからどうぞ♪
コード奏法基礎①ルート!ルート!ルート!『コードのルートだけ弾いたら、伴奏として成立する』
ということを前回最後にお話しましたが、実際にどのように使うのかをもう少し詳しく見ていきましょう。
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音価を変える
音価というのは、音符の長さのことですね。
4拍子の曲で考えていきます。
①全音符(4拍)
1小節にひとつだけ、ポーンと入れていきます。コードが1小節にひとつだけしか入っていない曲なら、最初はこれで十分です。
少し雰囲気が変わりますね!
1小節の中でコードが2つ入っている場合も多いので、そんな場合は2拍ずつ弾くとしっくり来ることが多いです。
かなり雰囲気が変わりますね♪
どうでしょう?
左手の音の数が増えると、ノリが違ってくるのを感じられますか?
4分音符 になると、4beatになります。beatが生まれて、音楽を前に進めようとする感じが強くなってくるんですね。
- ちょうちょう
- ちゅうりっぷ
- メリーさんのひつじ
あたりの子供向け曲で十分ですから、いろいろ弾いてみてください(^▽^)
どこまで細かくなるか(笑)
こんなのも、もちろん使えますよね。
16分音符になると、さすがに単音では弾けないので、違うパターンを使っていきますが、8分音符までならすぐできますね!
ここまでご紹介した、ルートのみ+音価のチェンジで、
坂本龍一さんの『メリークリスマスミスターロレンス』の伴奏がそれっぽくできますよ(^^♪
どこでどう変化させるか、考えながら弾いてみて、音の長さによる雰囲気の違いを感じてみるのがおすすめです!
どれをどこで使うか、というのは、どれが正解か ということではありません。
この伴奏リズムはこんな感じ
というイメージは人それぞれ。どんな雰囲気にしたいかを考えながら自分でチョイスしたらOKです(^▽^)
これが正解、とか、それはダメ、とか
正解不正解がないのがコードアレンジの楽しいところですよ♪
コードネームに対する苦手意識を克服しよう!