コードネーム奏を推奨して、自分でも演奏活動をしているとよく聞かれることがあります。
『どうすれば楽譜無しで弾けるようになるんですか?』
答えは簡単。
とにかく、楽譜無しで弾くことです!
楽譜無しで弾けるようになりたい、というお声は、特にピアノの先生など楽譜を見てピアノを弾ける方からよく聞きます。
当然ですね、楽譜が苦手な方は必然的に楽譜に頼らないで弾いていますから(笑)
楽譜を読める方が楽譜に頼らないで弾けるようになるためには、楽譜を使わない練習をするしかありません。
『どうすれば補助輪なしで自転車に乗れるようになるの?』と子どもさんに聞かれたら、なんて答えますか?
『補助輪を外して、練習してみようね。』
って、言いますよね?
楽譜を見て弾いているうちは、楽譜無しでは弾けないんです。
勇気をもって、楽譜=補助輪 を手放しましょう!
できること できないことを見極める
本気で即興アレンジ、コード奏ができるようになりたいと思っていらっしゃるなら、楽譜を閉じましょう。
そして、まずはめちゃくちゃ簡単なことをたくさんやってみてください。
①C、Gという文字を見て、それぞれの音が示す音を左手で弾いてみましょう。
できましたか?
②C、Gという文字を見て、それぞれ「ドミソ」「ソシレ」と弾いてみましょう。
できましたね?
③【かえるのうた】 にCのコードで伴奏をつけてみましょう。
昨日の記事に書いた、『どそみそどそみそ』とか『どみそどみそ』とか『ぶんっちゃっちゃ』のパターンなどでOKです。
できた?
④こんどは、【ちょうちょう】にCとGのコードで伴奏をつけてみましょう。
できますよね?
⑤【せいじゃのこうしん】にCとFとGのコードで伴奏をつけて2コーラス弾きましょう。1回目と2回目は違う伴奏形にしましょう。
・・・このあたりで、
できたのかできてないのかわからない
これでいいのか不安
といった感覚になる方がいらっしゃるのではないかなと思います。
今はほとんどの方がスマホを持っていると思いますので、自分の演奏を録画または録音して聴いてみましょう。
気持ち悪い響きになっていなければ、できてます!合格です。
『こんな簡単なことができても、、、私がやりたいのはもっとお洒落でかっこいい伴奏をつけることなのに』
と、思う気持ちもわかりますが、慌てない慌てない。
まず、できる、できないのジャッジをする練習をしましょう。
みなさん、できることがたくさんあるのに、自分にはコード奏ができないというイメージをもっているのです。
コード奏ができる、といっても、レベル1から100ぐらいまでの段階があります!(知らんけど。レベル83までかもやけど。)
レベル10ぐらいまでできているのに、わからないから、苦手だから、とやらないままではその先のレベルに進めません。
自分にOKを出す練習をしましょう(^O^)
お料理してみたい!という子どもさんに、いきなりフランス料理とか教えないですよね?
野菜の切り方とか調味料の使い方とか加熱するときのコツとかなんか色々と基本的なことがありますやん。
そういうことをすっとばしていきなりすごい料理は作れないんです。
ピアノアレンジも同じです。
まず、基本的なことを確認しましょう。
基本事項の中で自分ができることには自信を持ちましょう。
そして、いろいろなことをひとつずつできるかどうか確認します。
- キーをCではなくD、Eなどに移調してみる。
- オンコードを使ってみる。
- ベースラインに横のつながりを作る。
- メロディのリズムを変えてみる。
- 4拍子の曲を3拍子にしてみる。
などなど。
どんどん色々なことにチャレンジしていくと、
えっ?!ちょっと待って!ていう段階が出てきます。
そこを集中的に繰り返して練習しましょう(^▽^)/
まずやってみないと、何ができるのか、何ができないのか分かりませんよ~。
・できる事にはOKを出して自信をもつ!
・自信がないところに集中して一つずつ克服する!
少しずつできることが増えていけば、苦手意識も少なくなってきます♪
どんなチャレンジをすればいいのか思いつかない、という方には、りら先生の超!コードネーム奏講座がおすすめです(*´з`) ↓↓↓