コード奏法基礎⑦ 逆行、拡大、縮小

ぺんぎん先生
ぺんぎん先生

昨日は出番がなかったので、今日はのっけからブログジャックしてみました。
どうも、ぺんぎん先生です。

ちくにゃん
ちくにゃん

今日もちくわがおいしいにゃん♪

ぺんぎん先生
ぺんぎん先生

昨日の記事の最後の方で、『原曲で行われていることの逆をいく、拡大させる、縮小する』という話があったのですが、そのあたりもう少し解説しておくといいかと。

おっと、いきなりぺんぎん先生からご指摘をいただいてしまいました(;^ω^)

はい、ではその部分についてもう少し詳しくお話しますね。

縮小する

やりやすいと思われるものからお話していきます。

まずは原曲のアレンジを『縮小する』ということ

ひかえめにする』と言い換えるとわかりやすいでしょうか。

  • 和音の音数を減らす
    (3つのうち1つだけ、2つだけなど)
  • 音量を小さくする
  • 伴奏の音価を長くする
    (8beat⇒2分音符など)
  • 音域を上げる
    (高音になるとダイナミックさが減る)

など、元々のアレンジよりも小ぢんまりとした感じになるように変化をつけることです。

色々と例を上げましたが、組み合わせて使うとより効果的です。

拡大させる

『拡大させる』は縮小の逆と考えるといいので、『おおげさにしてみる』と言えばわかりやすいですかね。

  • 音数を多くする
    (メロディをオクターブで弾くなどもこれ)
  • 音量を大きくする
  • 伴奏の音価を細かくする
    (16分音符を多用する・リズムを複雑にする)
  • 音域を上下に拡げる
    (右手も左手もオクターブを使うなど)

これらもやはり、2つ以上の要素を組み合わせて使うと効果は絶大です。

逆をいく

最後にまわした『逆行』ですが、これは少しひねりを入れる感じですね。

即興セッションで使えるアイディアのひとつなんですが、二人でなんの取り決めもなくフリーセッションする時に、全て相手の逆をやる、というのがあります。

  • 相手が音を長く伸ばすなら、こちらは刻む。
  • 相手が高音を弾くなら、こちらは低音。
  • 相手がメロディを弾くならこちらはリズムのみ。
  • 相手のフレーズが細かく動くなら、こちらは同音を使う など

といったように、音楽的な要素の特徴を感じ取って、敢えて反対のことをする、という意味ですね。

全く違う要素が絡みあうことにより、音楽にどんどん変化が生まれます。

ちくにゃん
ちくにゃん

ちくわにチーズ入れたりきゅうり入れたりするとおいしいにゃん♪

ぺんぎん先生
ぺんぎん先生

・・・・・。

コード奏はセッションではありませんが、もともとの楽譜や原曲の音源のイメージを元に『わざと外していく』という意味で、『逆を行く』ということを提案します。

  • 激しい感じの曲を敢えてムーディに弾いてみる
  • 単純な曲にやたら音数の多い伴奏を入れる
  • こども向けの曲をジャズっぽくしてみる  など

どうしたらジャズっぽくなるの?ということは、よく質問されるのですが、ジャズアレンジの楽譜をいくつか弾いてみることで見つけることができるでしょうし、わからなければレッスンで(^▽^)/

『逆を行く』ためのアイディアとして『拡大』『縮小』も使えますので、結局は『拡大』と『縮小』が使えるようになれば、またどんどん使えるパターンが増えていきますね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


error: Content is protected !!