前回の記事に書いた、夜な夜なカタカタしていた補助金申請の書類、無事に昨日提出できました!
今回提出したのは県の補助金で、新事業に取り組むための費用を補助していただけるというものです。
イベント企画などの単発事業についての補助金は、おそらく申請数もあまり多くなく、申請してきちんと事業をやり終えると『ぜひまた利用して下さいね!』と言っていただけたり、継続して補助いただける前提になっていたりします。
審査する方も労力がかかりますから、どんなことをする団体なのかが分かっていただければ、新規よりも安心、と思っていただけているのかなと思います。
金額も10~15万あたりが多く、最初に狙うにはちょうどいいのではないかと思いますので、普段やっている活動に補助がいただけそうな案件がないか、こまめにチェックしておくのがおすすめです♪
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経営に関する補助金のライバルは他業種
今回提出した補助金は経営努力に対する補助ですので、様々な業種の方が申請されたと思います。
取り組み例として
- 飲食店がテイクアウト販売を始める
- ヨガ教室がオンラインレッスンを始める
などがあがっていましたので、目新しい要素がなくてもいいから、とにかく売上を上げていくために新しいことに取り組んでいこう、という事業計画を提出するものでした。
私はかなり攻めた企画を作ったつもりなので、相談に乗っていただいた商工会議所の方にも『これをどれだけ審査する方に理解してもらえるか、ですね^^;』と、ちょっと心配もされましたが、、、
誰でも安易に考えられるようなことじゃなくて、業界の先駆者となりたいという野望をもっていたりします(笑)
音楽関係の方が他にも申請されているかなー。同業者の方と比べられたら、こんなニーズがあるのか、こんなことに取り組むのは面白そうだな、と審査員の方に思っていただけるんじゃないかなと自負してますが、同業者はたぶんそんなに多くはないと思うので、ライバルは他業種。
しっかり読み込んでいただき、音楽業界のやる気と本気を汲んでいただけたら嬉しいのですが。
基本的考え方は事業補助金の企画書と同じ
事業実施に補助をいただく場合の事業計画は
- 問題提起
- 事業によりその問題を解決できるという説明
- 期待される効果
といったことをわかりやすく伝えることが必要です。
今回の経営のための補助金の場合も
- 現状説明
- 市場の動向
- 取組みの意図
- その取り組みにより期待される効果
といったようなことを、イベント事業実施のときよりもより細かく、エビデンスとなるような資料なども入れ込んで作成していきました。
最終的に商工会議所の経営指導員さんにいろいろとアドバイスをいただいて、大変立派な企画書ができました。本当にお世話になりました^^;
商工会経由の補助金が増えている
2020年の、いわゆる「持続化給付金」で不正受給が相次いだことから、多くの補助金では、申請の際には会計士の先生や金融機関、そして商工会議所に事前チェックしてもらわないと申請手続きさえできない、というフィルタリングが設けられました。
普段そういったところとお取引のない方は2021年春の「一時支援金」申請の際にかなり困っておられたようですし、フリーランスの個人事業主こそ、地域の商工会に入会しておいた方がいいのではないかと思います。
コロナ以前からさまざまな補助金の情報やセミナー、金利が低い融資の情報など、個人で情報を得るのが難しいようなことも色々と教えていただけますし、今回のようにいざ補助金申請となった際も、飛び込みで全く知らない方にお願いするのと、普段から何かと相談に乗っていただいている方とでは、やはり企画書の出来上がりにも差が出ると思われます。
『知り合いだから一生懸命やってもらえる』とかいうことではなく、普段からどのような事業をどのように行っているか、ということを知ってくださっているからこそ、より踏み込んだアドバイスがいただける、ということです。
私がお世話になっている商工会には同業者はどなたも登録されていませんが、みなさんもっと頼らせていただいたらいいのにな、と常々思っています。
さて、この書類作成が終わったら次は来週の管楽器のソロコンサート伴奏。そしてクラコン伴奏。
次々と目の前の案件からこなす自転車操業ですが、仕事があるのはありがたいこと。
バタバタしながらですが、コード奏法のことももう少し続けて書いていきますね!
最近ぜんぜん出番がありませんでしたね。続編はりきっていってみましょう!
ちくにゃんもおべんきょうがんばるにゃん♪