音楽家とお金1 ピアノ教室編①起業

電卓

このブログでは、私のレッスン風景ご紹介もしていきますが、ピアノに関する様々なお悩みを解決したい!

そんな気持ちで書いています。

私自身がこれまでに苦しんだり悩んだりした末に解決することができた、腱鞘炎のお話や、即興演奏のお話。

音楽なんかで食べていけない!ってよく言われるけど、実際にはそれを職業として成立させている人はたくさんいるわけで、音楽でお仕事するのを苦しくしているのは自分自身だというようなお話。

ちょうど今月、お金にまつわることについてのプチセミナーを開催する予定ですので、音楽家とお金のことについて、しばらく書いてみようかなと思います(^^)

その中でも、まずは私自身が身をおいている『ピアノ教室』という業界の現況について考えてみます。

で、本業は?

ビジネスの会などで異業種の方とお話していて、音楽をやっています、と言うと「ピアノが弾けるっていいですねー!で、お仕事は何をされているのですか?」と、結構な確率で問い返されます(笑)


「これで食っています」というと、「趣味じゃなくて仕事ですか?!」と、びっくりされることが多いのですが、これって音楽家が一般的な職業として成立することが社会的に認識されていないことの表れだと思います。

なんでそうなるんでしょう?

ハッキリ言ってしまうと、

本人達に経済人としての自覚がないから

だと私は思っています。

最近はだいぶ音楽家やピアノの先生方の意識が変わってきて、確定申告もちゃんとする、経営努力もする、ネット集客に力を入れる、などの風潮になってきています。

「ピアノ講師」がようやく社会人としての責任感を持ち始めたと言っても過言ではないと思います。

今だに「私は主人の扶養に収まるように調整して仕事をしているので、確定申告はしなくていいんです」なんて言ってる先生もいらっしゃったりします、、、。そんな業界です。

そんな私自身も、実は7年ほど前に経営者の友人に起業したいと相談したことがあるのですが、「もう起業してるやん」と言われてびっくりしたというダメっぷりでしたので、偉そうなことは言えません(^_^;)

当時は生徒さんの人数も5人くらいでしたし、自分の子供も小さかったので、のんびりまったりやっていました。

教室の規模も小さいし、片手間にやっていたわけではないけれど、経営者という自覚はこれっぽっちもなく。

けれど、お仕事して対価をいただく以上収入の金額に関係なくそれはもう仕事だし、自分の教室の運営に責任を持つということが経営なんですよね。

それがようやくわかった、忘れられない言葉でした。

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