若手さんの演奏会に行ってきました

ゆっくり記事に書こうと思っていたらもう一週間以上経ってしまいましたが(;^_^A

9月13日(月)西宮プレラホールにて開催された、

『きらきらとろぴりお 第一回不定期演奏会』に行ってきました!

みなさん大学3回生

トロンボーン2本にピアノというちょっと珍しい編成のこのチームは県立西宮高校音楽科の同期トリオだそうで、在学中からよく一緒に演奏されていたんだとか。

トロンボーンの岸本凌雅くんが中学生のときにしばらく伴奏をご一緒していたご縁で今回の演奏会を知り、ぜひ聴かせていただきたいと楽しみに伺ってきました♪

岸本くんが中学1年生、小柄で、スライドの一番遠いポジションには手が届かない、というかわいらしい頃から、中学3年生のクラコンまでご一緒したかな?

もう既に色々と記憶が曖昧です^^;

中学生時代にも積極的に色々なコンクールにチャレンジして優秀な成績を残していましたが、高校生になってからの演奏をコンクール会場で聴く機会があり、その成長ぶりには驚くと共に感心したものです(o^―^o)

そして今回久しぶりに演奏を聴かせていただきました!

演奏の説得力

今回はその編成の特性もあり、一般的に知られている名曲というよりはトロンボーンのコアなレパートリー、そして伴奏ピアニストでもある天野さん(作曲専攻)のオリジナル作品がメインとなるプログラムでした。

一般的に知られたクラシック曲やジャズ、伴奏を弾いたことのある曲といった、自分が知った曲を楽しく聴くことができたのはもちろんですが、初めて聴く曲、ましてオリジナル初演作品であっても、このトリオでの演奏には曖昧なところがなく、とても整然とした説得力をもって演奏されていたことにまず驚きました!

今までに学生さん(中高)の伴奏を色々と弾いてきましたが、若い方の演奏では

  • ソロパートの音は全部鳴らせている
  • 技術的には吹けている
  • しかし音楽の構成は理解していない

ということが起こりがちです。

伴奏合わせのときにピアノを全く聴いてくれないとか(;^_^A

入るところが全然わかってないとか(;´・ω・)

※もちろん中学生さんでもちゃんとわかっている人もいますし、理解が追い付かない場合も経験が少ないことによるものですので、その時にアンサンブルがうまくいかないことが致命的だとかそういうことではありません。

残念ながらまだ理解が追い付いていない、という場合の演奏は、特に聴き手の知らない曲であれば全く何のことだか伝わらない、

  • 『よくわからんけど指めっちゃ回ってた』
  • 『なんか迫力あってすごかった』
  • 『難しそうな曲を演奏しててすごかった』

みたいな感想をもらうことになりがちですが、

今回のとろぴりおさん(と呼ばせていただきます^^;)の演奏は、しっかりとした説得力、みなさんがちゃんと理解している、確固とした意思のある音楽が伝わってくるものでした。

かなりの難曲や、オリジナルの独特の世界観を持つ曲であってもそれができている、ということは、みなさんの年齢(20~21歳!)を考えると驚異的なことだと思います。すごい!

仲間がいるということのアドバンテージ

まだ大学3回生という若さで、ここまで作り込んだアンサンブルができるということは、お一人ずつの演奏者としての力量はもちろんですが、しっかりじっくりと音楽づくりができるチームビルディングが既にしっかりできているということで、これは大変大きなアドバンテージですよね。

一人で音楽活動を続けていくのは大変です。

一人で演奏自体は完結することのできるピアニストも、自分の演奏の研鑽を積みながら公演をうったり、セルフマネジメントを全て一人でこなすのはまず無理でしょう。

自分が大学生のころを振り返ってみると、3回生というと漸く一般教養から専門課程に入ったあたりで、自分たちの力で公演をするなんていうことは考えもしませんでした。

現役の学生さんたちは、一般的にはコンクールにチャレンジしたり、誰かが主催するジョイントコンサートに出演させてもらう、というくらいではと思いますが、音楽家として自立していくには誰かの企画に乗せてもらうだけではなく、自分で道を切り拓く力が絶対に必要です。

それを既に実現しているということに、本当にワクワクしますね♪

お一人ずつの奏者さんについて

完全に個人的備忘録として好きなことを書きます^^;

岸本くん

もう本当に、あの岸本くんが立派な音楽家になって、、、という親戚のおばちゃん感覚の感慨です。力強くて安定感のある低音から、柔らかい高音、豊かな歌心。素晴らしい!次回はぜひヴォカリーズを聴かせて下さい!

畑田さん

岸本くんのパワフルな音色とまた一味違う、まろやかでいて芯のしっかりある音色がとても心地よく、お二人の個性の違いを楽しませていただきました♪ロマンス、うっとり聴き惚れました。

天野さん

伴奏で出ずっぱりなのに、ソロ曲で『スカルボ』を完璧に演奏してのけるなんて、恐ろしい子、、、(◎_◎;)!テクニックと音楽性だけでなく、伴奏もソロも、理路整然と明確に曲の構造を示すことができる。すごい才能ですね。

お一人ずつが素晴らしいプレイヤーでありながらトリオになったときに更に輝きを放つ、素晴らしいチームですね!

その他雑感

今回の演奏会チラシ画像は最初に添付しましたが、スタジオでおすましして撮ったプロフィール写真だけではない、楽しそうな普段の様子が分かる素敵な写真が使われていますよね!

ひと昔前の音楽家のプロフィール写真って、なんかもう、すごいんですよね。どこの女優ですか、みたいな(笑)

こういうチラシデザイン、いいな、若いさわやかな感じだな、とお母さん世代の私は微笑ましくうらやましく思います(^▽^)

MCで、「『きらきらとりぴりお』という名前がまさか大きく掲示されることになるとは、、、」とおっしゃってましたが、ごめんなさい、正直、正式名称のフランス語が読めないし全く覚えられませんが、『きらきらとろぴりお』は一発で覚えました。

こっちの名前の方がいいんじゃないかなぁ(*個人の感想です)

そして、『第一回不定期演奏会』←これもすごくいいですよね。

いい意味で肩の力が抜けた感じで、真面目くさった隙のないオシャレさよりもずっといいと思います。

今までの慣習とか、どうでもいいところは全部ぶち壊して、音楽界に新しい風をどんどん吹かせてほしいなー!

気になったところ

余計なおせっかいとは思いながら、少し気になったことを。

  • 譜面台がトロンボーンの音を遮断しているように感じることがありました。どの座席に座るかでも違うと思いますが。
  • スタッフさん、舞台の上では走らないでエレガントにふるまってもらえたら。
  • そもそも舞台に用事がないのなら、舞台上を通らない。

はい、口うるさい小姑チェックですね(;´Д`A シツレイシマシタ

そして、今回のコンサートの入場料は安すぎです。。。(;^ω^)

初めての演奏会で、なんとなく控えめに価格設定されたお気持ちはとても分かりますが、学生さんだからといってもホール代、プログラムなどの印刷費、お手伝いスタッフさんの日当、著作権使用料、そして何より自分たちの日当!

まで考えて、適正価格を付けてほしいなと思います。

きらきらとろぴりおさんの演奏にはもっともっと何倍もの価値があります!

(うん、ここでこのお名前が出てくると確かにちょっと脱力する感はあるかも(笑))

自信をもって自分たちをプロデュースしていかれますように。

そして一番気になったこと

次回はいつですか?

第二回不定期演奏会を楽しみに待っています(*´▽`*)

一番素晴らしかったことは

このコロナ禍、また緊急事態宣言の発出と、今回のコンサート開催については色々と悩まれたことだと思います。

中止や延期にすることもできたでしょう。

でも、勇気をもって自分たちの責任で、開催する決断をされたこと。

本当に素晴らしい。その心意気に感服します。

若き音楽家のみなさんの前途に幸あれ♪

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