これ、本当~~~~によく聞かれます。
りら先生も、5年くらい前まで即興は苦手でした。できませんでした。
これ、あまり信じてもらえないんですけど、ホンマですよ!
なぜ即興が得意になったかというと、とにかくやらざる得ない状況に置かれたからです。
そう。
ピアノをある程度普通に(楽譜通り)弾ける人、ピアノの先生なら絶対に即興演奏ができる下地があるはずなんです。
なぜできないかというと、お尻に火がついてないから。
できなくても別に困らないから。
つまり、やらないからできない。
シンプルでしょう(笑)
やるしかない
りら先生の場合、楽譜なしで弾かざるを得ない状況に追い込まれたんですね~。
第一のきっかけは、ひょんなことからクラシック畑ではない人とユニットを組んで活動することになったことです。
『キーはDmでアドリブ吹くから、適当にコード弾いて』
とか
『2コーラスめはピアノで適当に弾いて』
とか。
『みんなでブルースでセッションしようよ、キーはEね!』
とか。
『そんだけピアノ弾けるんやったらすぐできるでしょ?』
と(笑)
いやー、もう、全然できなかったですね(笑)
キーはEで、って言われたら最初から最後までずーーーーっとEmajorのコード弾いてましたもん(;^ω^)
とにかく、楽譜なんてないのが当たり前、という世界に突然放り込まれて面食らったんですね。
でも、仮にもピアニストを名乗っているのに、『できません』なんて言えないじゃないですか~。
(負けず嫌い)
そこで
『できません』
『無理です』
と言ってしまったら、
できないんですよ。
やるしかない。
どうやって法則を覚えたのかというと、いろんなジャンルの音楽を聴いて、参加して、どういう法則で音楽が作られているのかをとにかく分析しました。
ただ聴くだけじゃなくて、理解しようという意識をもって聴くと、聴き方が変わるんですね。
実際にどんなところに意識を向けていたのか、次回振り返ってみたいと思います!